日経BPの記事によると、2月1日からママ向けSNS「ママサー」というのが開始されるらしい。
↓日経BPの記事
http://www.nikkeibp.co.jp/news/net07q1/522593/
前にも今後のSNS展開についてはボクなりの見解をここに書いたが、その時の記事をもう一度振り返ってみて欲しい。
内容としては、
「これからはインディーズ系SNSだよね!」
というもの。
実はそのなかでもテーマとして、SNSに最もマッチしているのは、ママさん向けSNSではないだろうかと睨んでいたのだ。
そして、それは普通のPCによるSNSというよりは、ケータイSNSこそがマッチすると。
これは率直にボクの奥さんを見ていて抱いた感想。
実はママさん同士というのは、とてもコミュニティという概念とマッチしやすいユーザー層だと思う。
ちょっと言い古されたことだが、核家族化が進んで、おばあちゃんと一緒に暮らす家庭は減っている。当然都市部の方がその傾向は顕著だろう。
そんななか、出産や育児のことについて不安なことがあった場合、遠くの親戚より近くの他人とも言うように、近所にいる同じ年代の子どもを持つママさんとの情報交換が最も役に立つのだ。
それに加え、特に専業主婦のママさんにとっては、会社というコミュニティがない以上、家族というコミュニティ以外には、子どもが同じ幼稚園に通う父母会、子どもが同じ学校に通うPTAというコミュニティの存在意義が大きくなるのだろう。
リアル社会のママさんコミュニティが、ネット上のコミュニティに発展したとしても、何ら不思議はない。
以前書いた「無料で構築できるインディーズ系SNS」のケータイへの対応状況をみてみよう。
・ mysns.tv http://www.mysns.tv/
→閲覧・投稿ともに可
・ @PNE(あっとピーネ) http://atpne.jp/
→閲覧のみ可
・ フレカラ! http://www.friendlycolor.com/
→閲覧・投稿ともに可
・ FC2SNS http://sns.fc2.com/
→閲覧・投稿ともに可
・ nanoty(ナノティ) http://nanoty.jp/
→閲覧・投稿ともに可
・ So-net SNS http://www.so-net.ne.jp/sns/
→閲覧・投稿ともに可
というわけで、ほぼどのSNS構築サービスも携帯で利用できる。
ところで、ボクのカミさんを観察していると、父母会の連絡には主にケータイのメールを利用している。
PCではなくケータイのメールをメインに利用しているワケを考えてみると、
・ リアルタイムで着信したのがわかる
・ 外出中でもメールの受発信ができる
・ そもそもPCはあまり使わない
などが理由として思い当たる。
パソコンを日常的に使うママさんがどの位の割合いるのかわからないが、今やケータイを持っていないママさんは珍しいだろうから、やっぱりSNSもPCよりはケータイの方がより便利に使われるのではなかろうか?
■ 企業が運営するSNSの必然性は???
これまでのことを整理してみると、
・ SNSのターゲットとして「ママさん」はぴったり
・ ママさんにとっては、PC版よりはケータイ版SNS
・ 無料SNS構築サービスはケータイにも対応
で、冒頭の日経BPの記事にもどってみる。
今回「ママサー」のサービスを提供するキムラタンは、ベビー服・子ども服の企画・生産・販売を行っている企業。
既存事業を通じて、ターゲットである「ママさん」のマーケティングデータは蓄積されているから、そのノウハウを今回の事業に活かせるという目算だろう。
ただ、ここでボクはちょっと疑問がある。
キムラタンは一体、ママさんたちにとってどの位の認知度、もっと言えばブランドバリューを持っているのだろう?
例えばこの事業を赤ちゃん本舗がやったら、効果がありそうだと思う。
コミュニティを利用している随所に赤ちゃん本舗のお買い得ニュースとかが流れていたら、緊急性の高くないものまで購入してしまいそうだ。
しかも、それが実店舗だけでなく、ケータイ版のネットショップと連動していたらどうだろう?
想定できるユーザー(ママさん)の行動は…
1. 連絡網としてケータイSNSを利用
2. ヘッダやフッタに赤ちゃん本舗のお買い得情報を発見
3. その広告をクリック
4. ケータイ上のECサイトへ移動
5. 商品説明ページで商品を確認
6. 納得して購入
7. コミュニティに戻って友達のママさんにお買い得情報を口コミ
8. 口コミされたママさんも商品説明ページへ移動
9. 納得して購入
10. 以下7〜9の繰り返し
どうだろう?
すごく効果ありそうじゃないだろうか?
これに「お友達紹介クーポン」なんかを付け加えると、もう大変ってな感じである。
でもこれ、実は赤ちゃん本舗というブランドがあってこそという気がする。
ブランド認知度がイマイチな会社は、まず最初のユーザー獲得で苦戦するだろう。
普通に考えて広告・宣伝が大変そうだ。
そして、既存の他のSNSとの差別化も難しそう。
既に大手SNSにはママさん用のコミュニティが立っているし、前述のとおり無料版インディーズSNSでも大抵のことはできる。
唯一「ママサー」が差別化できるとすれば、自社のお買い得情報が入手できるというくらい。
それなら普通のクーポンと変わらない。
つまり、ターゲットであるママさんにとって「ママサー」を選ぶ理由がないのだ。
日経BPの記事によると、イベントなどもからめてメディアミックスでサービスを充実させるらしいが、正直言ってどうだろうな〜と思う。
ターゲットであるママさんは、全ての購買者層のなかでも、とりわけ自分にとってメリットのあるものを選ぶことに長けた人たちだ。
一筋縄にはいかんだろうな…。
http://tb.itmedia.co.jp/tbs/news/articles/0701/26/news104.html
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Author:だいすけ
オフラインではコピーライターやってます。
今、ネットビジネスに非常に関心を持って、日々勉強中です。
そして、3月にはネットビジネスと情報起業のサイトを立ち上げることに決めました!
ご期待ください。